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虫聞き

秋の野山で虫の声を聞いて楽しむことを「虫聞き」というそうです。
虫聞きは平安時代に始まったといわれており、虫の声を聞きながら酒宴を催し風雅を楽しんでいたそうです。

虫聞きの会の始まりは、天保二年(1831)仏教の不殺生の思想に基づいて、捕らえられた生き物を、山野や沼地に放って徳を積む「放生会(ほうじょうえ)」が原型とのことです。

虫の声を聞く文化は庶民にも広がり、江戸時代には秋の虫を籠に入れて売り歩く「虫売り」という商売が成立するほどだったそうです。
一番人気は童謡『虫のこえ』にも登場するスズムシだったようです。歌には他にも5種類の秋の虫が登場します。
道端などで虫の声が聞こえたらどの虫が鳴いているのか想像する、それもまた一興です。

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