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『日々是好日』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

景福寺では所蔵の掛軸を本堂の床の間にかけさせていただいております。

今回の掛軸は、

『日々是好日』(にちにちこれこうじつ)[碧巌録]

(意味)「来る日も来る日も毎日が良い日である」

この言葉は一日一日を大切に生きる心構えを言っております。

九世紀~十世紀頃の中国の雲門文偃(うんもんぶんえん)禅師が修行中の弟子たちに

「ここまでの十五日間の事は問わないが、これからの十五日間をどうするのか一言で言い表してみなさい」

といった後に自ら弟子たちに示した言葉であります。

この言葉は、表面上の「毎日が良い日である」という意味だけではなく、

そもそも日々について良し悪しを考え一喜一憂することが誤りであり、

常に今この時が大切なのだ、あるがまま受け入れるのだ、

と示しておられるのです。

どんなに良いことがあった日でもどんなに悪いことがあった日でも、

なんら違いはない。

善悪や好き嫌い、損得勘定を離れて、今この時をそっくりそのままいただくことで、すべてが好日になるのだという事を表しているのです。

作者(筆者) 原田亮裕 (~1985)

平川観音寺、楳林寺住職を経て矢掛町洞松寺二十三世住職を拝命。

昭和二十五年に曹洞宗専門僧堂を開単し修行道場となる。

昭和四十三年静岡県可睡斎第五十三世住職に晋住。

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