中国地方はもうそろそろ梅雨入りのようです。

天気予報で「今年の梅雨入りは〝平年〟より早めです」などと言います。
ところで『平年』とはなんなのでしょう。

調べてみると、過去の30年間の様々な気象データの平均値だそうで、
これを「平年」または「平年値」と言うそうです。
ただ、この平年値は10年使い続けるのだそうです。

例えば、今年の春、桜の開花が早かったのか遅かったのか、または平年並み
だったのか、いつ頃の気象データと比べているのかといいますと、
昭和56年～平成22年の30年間の平均値であって、実は直近の10年間ほど
の値は含まれていないのだそうです。

その平年値が今年は更新の年だそうで、この5月19日(水)から、
40年前～30年前の値が除かれ、直近の10年間の値が新たに含まれます。

今年は、5月18日までに梅雨入りすれば昔の平年値との比較、19日以降に
梅雨入りすれば、最新の平年値との比較になるんですね。
どっちの〝平年と比べて〟の天気予報になるのでしょう。