睡蓮の咲く季節になりました✿
お寺の玄関先の睡蓮が可憐な花を咲かせ始めました。
今、世間では新型コロナウィルスの影響で、とても厳しい状況が続いております。
それでも、自然はいつもと同じように自然の営みを続けております。
2008年に世寿108歳でご遷化されました大本山永平寺 第78世管首
宮崎奕保禅師は、以下のように述べておられます。
『法にかなっているのが大自然。
自然の法則をまねて人間がくらす。
人間の欲望に従っては迷いの世界。
真理を黙って実行するのが大自然。
時が来たならちゃんと花が咲き、
すべきことをして黙って去っていく。
そういうのが実行であり、教えであり、真理である。』
[永平寺104歳の禅師 NHK 2004年]
宮崎奕保禅師のお言葉はまさに『法(教え)にかなう』ということです。
今、このような状況下で、私たちははたして『法にかなった』生き方が出来ているでしょうか。
今だからこそ、そう自問してみる必要があるのかもしれません。