つくしの正体
一般的につくしと呼ばれている植物
茎は柔らかな円柱状で退化した「はかま」と呼ばれる葉が節に付いています。
(薄茶色で丈は10~15㎝程度)
つくしの生えている周りをよく見ると、緑色の植物があります。
これがつくしの正体、シダの仲間のスギナです。
(大葉シダ植物)
実はつくしとは、植物の名前ではなく、シダ植物スギナの特別な茎なんです。
春になるとスギナの地下茎から地上に出てきて、先端の部分から胞子を飛ばします。
現在ではあまり口にすることは無くなりましたが
おひたしや佃煮などにしてよく食べていた思い出のある方も多いかと思います。