蓮の植え替え
暖かい春の陽気のなか、各地の桜が満開を迎えておりますね✿
景福寺の玄関先の桜の盆栽も小さな可愛い花を咲かせてくれております。
晴天の本日、温かい陽気の中、蓮の植え替えを行いました。
泥だらけになりながら、鉢から蓮根を掘り出し洗い、必要な部分を取り出して植えなおしました。
新しく伸びる蓮根は下へ潜り込んで成長しますので、古い根っこと土が上へ押し上げられてしまうので、古い茎や根を取って、植え替えてやる必要があります。
鉢の中のびっしりと巻き付いた蓮根の根をほぐし、朽ちた古い茎や根を取り出し、新しい元気な蓮根を鉢に植え替えてやりました。
咲くのは7月から9月頃ですが、今から咲くのがとても楽しみです♪
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」などことわざがありますが、仏教理念に泥に象徴される俗世に生れても大輪の蓮華(悟り)を咲かせる蓮の花姿を重ねたものです。
なかなか生きづらい世の中ですが、泥中に大輪の花を咲かせる蓮のように、凛とした生き方を目指していきたいですね。