蓮の植替え
春の陽気で日に日に暖かくなってきましたね。
景福寺では毎年この時期に蓮の植替えをしております。
温かい陽気の中、今年も泥だらけになりながら、
鉢から蓮根を掘り出し洗い、必要な部分を取り出して植えなおしました。
今年は黄色の睡蓮の株をいただきましたのでそちらも一緒に植え替えさせていただきました。
咲くのは7月から9月頃ですが、睡蓮はもう花芽があったので早く咲くかもしれません。
今から咲くのがとても楽しみです。
坭の中から綺麗な花を咲かせる蓮の花は何とも言えない清らかさを感じます。
よく「泥中の蓮」と言いますが、この言葉は「いくら汚れた環境に身を置いていてもその汚さに染まらず清く生きること」という意味を持ちます。
つまり、蓮のように「煩悩の汚れの中でも決して染まらず、清らかで純真な心や姿を保っている人」をたとえる言葉なのです。
蓮の花のように凛と清らかな心を保って生きたいですね。
また、咲いたらブログでご報告させていただきます。
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植替えの終わった蓮の鉢たち
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こちらは睡蓮。金魚も元気よく泳いでいます。