1月の禅語
1月の禅語
今朝、庭に出ると霜柱ができていました。
お寺の蓮鉢にも厚い氷が・・・・
本当に寒いですね。
今日は、お寺の掲示板の言葉を変えました。
鶏寒上樹鴨寒下水(とりさむくしてきにのぼり かもさむくしてみずにくだる)
「気温が低くなると、鶏(にわとり)は木の枝に登り、鴨(かも)は水に入る」ということを表した言葉です。
鶏は寒くなると樹に上がって、じっと身を縮めます。
鴨は寒くなると水に入って却(かえ)って元気に泳ぎます。
同じ鳥の仲間で、
同じ寒中という環境であっても、
それぞれに違う行動をとるという様子を、鶏と鴨にたとえて表現した言葉です。
状況は同じであっても、
感じ方や捉え方はそれぞれあって、
対処、対応についても、
いく通りもの考え方や方法があります。
という意味の禅語です。