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鏡開き

「鏡開き」は無病息災などを願って、神棚などに供えられた餅をお下げしていただく行事です。

本年2025年・令和7年の鏡開きは1月11日(土)庚辰(大安)です。

鏡開きの由来は、江戸時代、新年の吉日に商家では蔵開きの行事をしておりましたが、武家において新年の11日(もとは20日)に行われる行事で、鎧などの具足に供えたお餅を下げて雑煮などにして食し新年を祝った行事です。

お餅を割る「鏡開き」は刃物で鏡餅を切るのは切腹を連想させる、または縁を「切る」などを連想させ、縁起が良くないとされ、手や木槌などで割り、切る、割るという言葉を避けて「開く」という言葉になったと言われます。

正月飾りのしめ縄や門松(しめ飾り)は、日本の伝統文化を象徴する重要な飾り物です。これらは年末から年始にかけて飾り、「松の内」と呼ばれる年神様が家に滞在される期間に飾ります。

松の内の期間は関東地方、東北地方、九州地方などは1月7日までが一般的ですが、関西では1月15日(小正月)までが一般的とされています。

景福寺では、1月11日の鏡開きに合わせて正月飾りを外し、新たな年を迎えることができたことを感謝申し上げ、お焚きあげさせていただきます。

皆様もぜひお正月を無事に過ごせた感謝を年神様に今一度申し上げ、鏡餅を下げ、お飾りを外しましょう。

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