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椿

椿(つばき)という字は木偏に春と書き、木偏に冬と書けば柊(ひいらぎ)です。
ツバキは冬の花というイメージですが、「春の花」という意味を与えられています。

暦の上では、立春を過ぎれば、季節は春であり、椿はその名のとおり、いち早く花を咲かせて
春の訪れを感じさせてくれます。

また冬の間も緑色の葉を保つ常緑樹は、不思議な力を持つ神聖な木とされ、椿や松などが寺や神社によく植えられているのはその為です。

ツバキは花がポトリと落ちることから、首が落ちることを連想させて縁起が悪い花であると
言われたりしますが、散るのではなく、花ごと落ちるツバキは武家社会でも「潔し」とされて
好まれたそうです。

ツバキの花言葉は「控えめな優しさ」「控えめなすばらしさ」「誇り」

 

 

 

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