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お盆の俳句

お盆とは「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と呼ばれる仏教の行事です。

「盆」にまつわる俳句も数々あり季語としては「初秋」です。
その中から2句。

『 御仏(みほとけ)は さびしき盆と おぼすらん 』小林一茶
意味:どれだけ盛大にお盆の行事をしても、亡くなった御仏はお盆を寂しいと思っているのだろう。
お盆はお供えものや花、迎え火や送り火など亡くなった人の霊を迎えるために盛大に準備して行われるものです。しかし、どんなにもてなされても霊は送り火とともに帰らなくてはならないため、家族を置いて去る寂しさを想像した句になっています。

『 町中に 少し入りこみ 盆の寺 』高浜虚子
意味:町中から少し入り込んだところに、お盆の行事をするお寺がある。
町の中心にあるのではなく、少し奥に入ったところにお寺があるところが古くからの街並みを感じさせます。にぎやかな中心部ではなく、ひっそりとした場所でお盆の行事が行われる荘厳さを感じさせる句です。

今年も残念ながら和尚のみでのお勤めとなりましたが、厳粛に執り行わせていただきます。

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